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「キツツキ」 と 「干し柿」 そして 「飛騨路」

 特別養護老人ホーム 結いの郷 では、
法人理念 『 ~ノーマライゼーションの具現化~ その人らしい 生き方を 』

運営方針   意思決定を 大切にします

        いまなお 輝く能力(チカラ)を大切にします

        最期まで ご家族と共に 寄り添います

        その人の暮らしを 大切にします

        そして ノーマライゼーション の具現化を目指します
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に対する、更なる 具体的取組として

この秋、 職員援助員・ユニットリーダーを主体とした、さまざまな プロジェクトチーム が 誕生に至りました。

 『御手洗推進委員会』 
 『設え研究会』
 『食卓研究会』
 『接遇研究会』
 『娯楽研究会』
 『福祉用具研究会』 です。

 今日は中でも、 『設え研究会』 について。

 特別養護老人ホーム 結いの郷 は『暮らしの場・終の棲家』 とよく評されます。
とはいうものの、 未だ多くの場合は、 『施設は 施設』、であり、また 『特養は 特養』であり、言葉とは裏腹に、『暮らしの場・終の棲家』としての成立が なされないまま 今日を迎えています。

 そこで、特別養護老人ホーム 結いの郷 では、施設整備段階より、『施設、特養からの脱却と、暮らしの場・住まいを創る』 と目標を定め、 計画させて頂きました。  
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 『住まい』というものは、『住まう人』が存在して、 初めて『住まい』として 成り立つものであり、『住まう人』無くしての『住まい』は 成立しません。 ややこしいですね。(+o+)

 玄関です。
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 リビングの飾り棚。
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 食卓。
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 飾り棚。
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 廊下の飾り棚。
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 徐々にではありますが、『人が住まう』為に 必要な要素が 増えてき始めました。

 壁にカレンダーや、書画。 玄関や 飾り棚には 花や緑。 食卓には箸置き、調味料など。

 入居者の皆さんが、 自らの『住まい』に落ち着くには・・・。
 入居者の皆さんが、 自らの『馴染みの関係』を構築するには・・・。
 入居者の皆さんが、 自らの『生活行為』を 取り戻すには・・・。

 そんなテーマを抱え、 結いの郷 を代表して、統括主任:山下、 西の家ユニットリーダー:中條が、 秋の行楽シーズン真っ盛りの 飛騨高山へ ・・・。
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・・・ 少し 誤解を招きますね。 決して 遊びに行ったのではありません。

 実は、 特別養護老人ホーム 結いの郷。 非常に 飛騨地方と 縁が深いのです。

 先ず 『結いの郷』というネーミング。
幾つかの候補があり、その中に『結いの郷』が存在しました。

 『結い』・・・ このあたりでは、 飛騨白川郷にある 合掌集落に息づく制度として名を馳せるが、言わば、労働力等を 対等に交換し合い、 田植え、 稲刈り等の 農営や、 生活の営みを維持していくために 共同作業を行うこと、 もしくは そのための 相互扶助組織のことを指します。
 また、地縁に基づく 「近所付き合い」と みなすこともあり、 古くは 「十分の付き合い」や隣組も結いの一種といえる。

 この『結い』の精神を大きなテーマに、
地域と事業所、 地域と入居者、 入居者と家族、 入居者どうし、 入居者と職員援助員、 家族と職員援助員、 援助員どうしなど、 さまざまな 『結び付き』を重視した運営を 基本方針に掲げたいとの 『願い』が込められ、 その名前が 決定に至りました。

 また、以前にも この『結いの郷BLOG』でお伝えしましたが、 結いの郷においては、 事業所建設コンセプトと同時に、 生活家具の全てを 飛騨地方特産の 無垢材を活かした物で 採用を決めており、 結いの郷にとっては 欠かせない重要な要素になっています。

 そんな飛騨地方 高山市街 『古い町並み』や、 そこに数多く並ぶ店舗やディスプレイ、 空間創りは 私たちに 多くのインスピレーションを与えてくれます。
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飛騨産業株式会社ショールームです。
http://kitutuki.co.jp/
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 統括主任:山下 西の家ユニットリーダー:中條共に そうした『願い、想い』を共有する、とても大切な機会になったと思います。

 翌日は、飛騨古川の地で 一般社団法人 日本ユニットケア推進センター/中部地区ユニットケア推進研究会主催の ユニットケアケア研修フォローアップ事業『ユニットケア研究会2012』に参加させて頂きました。
 この研究会においても、午前10時~午後16時までの時間、基調講演あり、グループセッションありの充実した貴重な機会であったと思います。

 またの機会に 改めて詳細を お伝えさせて頂きたいと思います。
 

 ところ変わって 『結いの家』
 こちらは パブリック空間ですので、 生活空間とは異なり、できるだけ本物志向で 『大人が愉しめる 和み』をテーマに設えています。
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 この台形テーブルは、ミーティングの際には6角形のミーティングテーブルとして。
喫茶や 居酒屋 開店時には、2つに分けて 壁に付け、 カウンターテーブルとして フレキシブルに活用しています。
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 こちらは アウトレットで見つけた 1点物の 囲炉裏付座卓。
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 こうして『非日常』を楽しむ空間構成を、『生活空間』とは一線を画した上で 敢えて用意する必要があるんですね。

 さてさて、
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 お年寄りに作ってもらった 『干し柿』 を吊るしました。
美味しい 干し柿 を食べたい方は、 特別養護老人ホーム 結いの郷 へ おいでなさいませ。
 
お問い合わせは、
E-mail:info@yu-aichi.or.jp
まで お気軽にどうぞ。 食べ頃は、3~4週間の後です。

数に限りがございます。ご来訪時点で無くなっている場合がございますので、予めご了承ください。

手作りですので、味は保証できません。美味しくないかもしれませんので、予めご了承ください。

社会福祉法人 悠 特別養護老人ホーム 結いの郷
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by yuinosato1 | 2012-11-21 19:01

「晩秋の風」 と 「サーターアンダギー」 そして 「高校1年生」

 今年の4月に開設を迎えた 特別養護老人ホーム 結いの郷。
 
 特別養護老人ホームという 社会資源の現在の在り方、 そして、そこに住まわれる 入居者の皆さんの『暮らし』の様子や、それを支える 『ご家族の関わり』、 また、私たち 結いの郷 職員援助員の取り組みなどを知って頂きたく、6月14日から始めた『結いの郷BLOG』も 5カ月を経て、 アクセス数も 1,000件 に近づきました。 皆さんに興味を持って頂き、見守って頂けていること、 とてもありがたく、 感謝の気持ちが 絶えません。
ほんとうに ありがとうございます。

 そして、私たち 結いの郷 職員援助員は、 このユニット型地域密着型 特別養護老人ホームにおいて『ユニットケア』という 個別的生活支援手法による 『暮らし』を支える、 このことに とても大きな可能性を 日々感じているところです。

 その最期まで諦めることのない 『暮らし』の再構築に向かう、 限りない可能性について、より多くの情報発信をさせて頂きたいと 願っています。
 今後とも、 この大きな可能性探求の道程。 お付き合いの程、 どうか宜しくお願い致します。

 さて、その情報発信ですが・・・。
 お伝えしたいことが 溜まりに 貯まっております。

 そのひとつ。 『西の家』
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 チョコ&マシュマロ入り ベビーカステラ。

『東の家』
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 サーターアンダギー。

『北の家』
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 大学芋。

『結いの家』
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  ホットケーキ。

 近隣にある 県立丹羽高等学校 1年生の生徒さん 20名が『一斉奉仕活動』に来訪下さいました。
 結いの郷は、入居者の皆さんの暮らしの場・・・。 ですから、 20名の生徒さんに 一度一斉に活動して頂く訳にはいかず、 5名グループを 4つ作って頂き、 各家に分かれての活動を お願いしました。

 まずは各家 お年寄りからの おもてなし。
 一緒にオヤツを作り、 ティータイム。 和やかな時間の中で コミュニケーション機会を持ち、 関係を構築して頂きます。

 そして・・・奉仕の時間。 温かく迎えて下さった入居者の皆さんのため 清掃に取り組んで頂きました。
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 普段なかなかできない 床の水拭き。
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 畳の廊下も丁寧に 掃き掃除をしてくれています。
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 入居者の皆さんがお使いの 福祉用具。 心が込められていますね。
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 パブリック空間 『結いの家』。
『北の家』のEさんも加わって下さいました。世代間交流。 年寄りたるもの! こうあらねば!
 ただ無理は しないよう ほどほどに・・・。
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 窓の水拭きも助かります!
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 引率の 先生も。 ありがとうございます! 助かります! 
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 各家の顔! 『玄関』をも 掃き清めてくれています。
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 この後、『結いの家』で 生徒の皆さん、引率の先生に 感謝の意を お伝えさせて頂き、全員で記念写真を撮らせて頂きました!
 ただ、個人情報等の諸事情から アップは控えさせて頂きますが、 丹羽高等学校の生徒の皆さん ほんとうに ありがとうございました!! 入居者皆さん、ご家族の皆さんに 喜んで頂けましたよ。 みんな、 ほんとうに 素直で 誠実、 明るく 朗らかで 優しい!! 

 結いの郷の 各家に お年寄りの皆さんに ほんとうに 爽やかで 若々しい 風を 届けて下さいました!
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 また、折を見て 遊びに来てくれないかな~ とほんとうに感じる1日でした。
そして、 こうした経験の経て、 近い将来 社会福祉の道を 共に歩める仲間が誕生しないかな~と 妄想を抱いている 援助員たち(私)でした。 (^O^)/

社会福祉法人 悠 特別養護老人ホーム 結いの郷
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by yuinosato1 | 2012-11-18 18:13

「桝酒」 と 「ミシン」 そして 「ブルーベリー」

久しぶりの更新です。

「随分と『秋』が色濃く感じられ・・・」と 先回の冒頭を綴りましたが…。

めっきりと 冬が近くにやってきましたね。
今年も残すところ、2カ月です。
朝夕の冷え込みも 本格的となり、 体調管理が難しい 季節。
風邪等には 充分ご注意を頂き、 皆さま どうぞ ご自愛くださいますように。

さて、特別養護老人ホーム 結いの郷。
早いもので、 開設から 7カ月が 経ちました。
晩秋を迎えようとするこの頃、 皆さん 穏やかに過ごされていらっしゃいます。

居酒屋『結い』 のヒトコマ。
この日は皆さん 『桝酒』 を楽しまれました。
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そろそろ 『燗酒』 の用意をしなくてはなりませんね。
それから メインは じっくりと煮込んだ 『おでん』
ヒトタネ 70円で お好きなものを選って頂きます。
そして、 〆に 「栗ご飯と吸い物」 のセット。
入居者の皆さんの多くは、 居酒屋開店の日、 お家の夕食を召し上がられません。
『ご飯ものを用意しなさい。』 との言葉に メニューに 組み入れることになりました。
普段の日常生活とは異なり、 居酒屋『結い』では皆さん、お客さまとなります。
援助員も この時ばかりは 店員になりきります。
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この日のスペシャルゲストは、 特別養護老人ホーム 結いの郷 嘱託医 高田 俊彦先生。
入居者の皆さんの日常の暮らしを、 共に過ごして頂くことができました。

嬉しい ひとときです。
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ところ 変わって…。
こちらは 『Tさんのお家』。
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『西の家』でもなく、『北の家』でも、 『東の家』でもない、 『Tさんのお家』。
ある日の Tさん。 
おひとりで 『結いの家』事務所 まで いらっしゃり、 改まった様子で・・・。
『ちょっとした 用事で 一度 自宅に 戻りたい』 とのこと。
ご家族に連絡するも なにぶん 急なことで 対応が難しい・・・。
『じゃあ、参りましょ。』と、 援助員の藤原 と共に 『Tさん宅』へ。
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『あった、 あった、 ありましたよ~。』 と 硯箱を 取りに来られたかった様子。
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そして、 以前に ご自身で作られた 人形を前に 思い出話に 花が咲きます。
この中から 特に思い出深い 2作品を 結いの郷に お持ち帰りです。
毎日、 様子を見に来られる 娘さん達に 心配させないように 飯台に 置手紙。
『硯箱と 人形を 持って行きます。』と・・・。  『母』 ですね。

変わって、 『北の家』のEさん。
Eさんのご自宅 玄関前で 娘さんたちと。
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ご自宅で 使われていた 『食器棚』 を 『北の家』 に 寄贈下さるとのこと。
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Eさん 『愛用のミシン』、 JUKI です。
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寄贈頂ける 『食器棚』。

こうして 気軽に ご自宅に 戻ることができる。 地域密着型事業所の ひとつの魅力ですね。

たとえば、特別養護老人ホームに 入居されたとしても、 自宅に戻れない訳では ないんですね。
自宅を 行き来して頂ければ 良いと思います。 
いつでも帰れる。 だからこそ、安心して暮らして頂ける。 
いつでも ご家族と共に 過ごすことができる。 だから、 安心して過ごして頂ける。

自宅で暮らしていた時と 変わらない、『時間の流れ』や 『関係』、 『空間』の中に、 身を置いて頂くことで、 安心した 『明け暮れ』 を送って頂ける・・・そう思います。

そして、入居者の皆さんの ご自宅を 拝見させて頂くということは 私たちにとっては その方を知る 大きな 大きな 情報源 となります。

Tさんの人生が その自宅に 詰まっています。
Eさんの人生が その自宅に 詰まっています。

そうした中から、 おひとり おひとりにとっての 『時間の流れ』や 『関係』、『空間』 の在り方を探り、 『結いの郷』で 再現をしていきます。

結いの郷を、 『ご自宅』と変わらず、安心して暮らせる 『住まい』 として頂きたい。

『北の家』 のTさん。
お花や、 植物が 大好きでいらっしゃる。
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先日、 日進市にお住まいの 娘さんが お花を届けて下さいました。
『母が好きですし、 他の皆さんにも 喜んで頂けたら…。』 と。
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他に 空いているプランターにも お心配りを頂きました。
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特別養護老人ホーム 結いの郷 は、 入居される 皆さんの 『住まい』として 在りたいと考えています。

ご家族の皆さんにとっても、 大切なお父さんや、お母さん、お祖父さんや、お祖母さんが『住まう家』。 
ですから、 気軽に訪れて頂き、 過ごして頂き、 関わって頂ければと思います。


社会福祉法人 悠 特別養護老人ホーム 結いの郷
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by yuinosato1 | 2012-11-03 15:10


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